税務署から「あなたは酒販免許は取れない」と言われたら

こんにちは。
酒販免許専門、お酒の行政書士石井慎太郎です。

「税務署の担当者が言うことは間違っていることがある。」

と聞いたらどう思いますか?

先日、こんなことがありました。

ある企業から酒販免許を取りたいと相談を受けて
訪問してきたのですが、
その企業は私に会う前に一度税務署の酒類指導官部門へ
相談へいったそうです。

そこで担当者から言われたことが、

「御社の現状では酒販免許は取れないですよ。」

というもの。

相談にいった企業の担当者さんも会社からは
何としても酒販免許が取れるように税務署と
交渉して来いとミッションを与えられていたため、
落胆して帰社したそうです。

画像の説明

会社に戻ってからそのことを上司に報告したら

「本当に取れないのか、取れる方法は無いのか、
外部の専門家に確認してみろ!」

と言われて、ネット検索の結果、
弊所にお問い合わせをいただきました。

で、今回のケースでは私がお話を伺ったところ、
確かにハードルが高い事案ではありましたが、
やり方によって取得できる可能性が大いにある内容でした。
(その後、弊所がお手伝いして無事に取得できました!)

このことからもわかるように、
税務署の酒類指導官部門が言うことが全て正しいとは限りません。

もちろん、担当者も人間ですから間違いもあります。

でも、一般市民や企業からすると役所である税務署から
「できない、取れない」と言われると、
「そっか、うちは酒販免許が取れないのか…。」
と思うのが普通ではないでしょうか?
だって、役所が言うことは正しいと普通は思いますから。

ただ、特に酒販免許は担当者の経験によっても
回答が変わってきます。

ベテランの担当者であれば、
「まあ、こうしてもらえれば審査上は助かりますし、大丈夫でしょう。」
ということもあれば、

経験が浅い担当者だと法律上の定めを頑なに持ち出して、
「ここにこう書いてあるからダメです!」
の一点張りの人もたまにいます。

よって、もしあなたが税務署へ酒販免許の相談にいって
取れないと言われた場合は、
一度であきらめず他に方法はないのか?本当にそうなのか?と
調べたり聞いたりされることをオススメします。

お酒の行政書士 石井慎太郎
電話:045-594-8633(平日9時~18時)